Fr Sasaki Sunday's Homily
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いよいよ待降節の最後の週を迎え、降誕祭に向けて心をふさわしく整えることができるように、今日のみことばを、少し丁寧にふり返って見ましょう。
まず、今日の第一朗読ですが、紀元前8世紀にユダ王国で活躍した預言者イザヤの体表的なメシア預言にほかなりません。ですから、当時の時代背景をも確認する必要があります。つまり、この素晴らしいメシア預言は、どのような状況において語られたのかを、知ることによって、この預言を、今日(こんにち)の世界の現状の只中でも受け止めることができることを確認できるからにほかなりません。 とにかく、当時は、ユダ王国の王アハズの治世であって、周りの国々からの圧力に翻弄されていた危機の時代でありました。ですから、イザヤはその時代の国の有様を、「王の心とその民の心は、林の木が風に揺れ動くように動揺していた。」(イザヤ7.2b)と報告しております。
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