第二次大戦前後から、カトリック郡山教会の神父(ドミニコ会)、伝道師、無原罪の聖母宣教女会シスター方が須賀川にあった国立療養所を訪問し、病者を見舞い、カトリックの教理を教え、洗礼を授け、また民家を借りて布教活動をし、須賀川教会の土台を築いて下さいました。
また、1958年(昭和33年)に現在の土地に教会を献堂し多くの実りを収穫なさいました。東日本大震災によって教会が取り壊しとなるまで、ガダルペ宣教会、教区の神父様方が信徒達と共に「神の家族」として働いて下さいました。それは今も。
神に感謝!
カトリック須賀川教会と云っても、私達は東日本震災以来教会を持たない信徒の共同体です。
田中丈夫神父様が白河教会と兼任で、月に2回町の集会所をお借りしてミサが捧げられております。町のご厚意で月に2回だけでも場所を借りられるのは嬉しいことですが、やはり教会と言う建物が無ければ人が集まりません。もうすぐ震災から3年目を迎えますが、フィリピンの信徒達からも教会建設の要望が強く、教会の跡地に立ってその必要性を痛切に感じています。
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